The power of Herb ball

ハーブボールは可愛いのに力持ち!?

多くの生徒さんとハーブボールを使ってきて、毎回驚かされるのは、その効果。

 ハーブボールは、もともとインドの伝統医学であるアーユルヴェーダを起源としたタイのハーブ療法で、治療法の1つとされています。その効果も頷けます。

 病院で処方される薬の歴史ですら、元を辿れば植物です。植物の持つ得意分野の個性をそこだけ取り出して作り始めたのが薬=部分性だとすると、ハーブボールは、植物の持つ得意や個性は、そのまま=全体性だからこそ、そのものの効果がより引き出されるのだと感じています。

 何のハーブを使うのか、ということも時に大切な要素だとは思いますが、私の経験上、どんな種類のハーブを使っても一定の効果を発揮してくれるのがハーブボールの素晴らしいところ。つまり大切にすべき本質は、そのハーブが本当にいい環境で育ったものなのか?元気なハーブなのか?何も加えられていない純粋ピュアなものなのか?という質について。こちらがとても大事だと感じています。

 また、同時にハーブを包む布ですが、当サロンは、無染色のオーガニックコットンを使用しています。私の基準は、とても単純。「自分が使いたいものであるかどうか」直接肌に触れることもあるハーブボールからのハーブ成分経皮吸収を思うと、自然にこの選択になる私です。

 クラス準備でハーブボールを作る時、質の良いハーブに囲まれて、心地の良いオーガニックコットン。私はとても幸せを感じます。そして、そんな作り手の気持ちすらハーブボールは感じ取り、力にしてくれているようなのです。

「見た目以上に、時にパワフルで、

 見た目以上に、時に優しい」

私にとってハーブボールは、そんな存在に感じています。